学生向けの一人暮らし賃貸を効率よく探すコツ

自宅から通うことになるのか、遠方だから一人暮らしにするのか、大学の合格発表の結果によっては、ギリギリまで決まらない人もいるでしょう。第一志望の合格を神頼みしながら、ただ待っているわけにはいきません。

インターネットの賃貸情報サイトを使って、学生向けの賃貸アパートやマンションの家賃相場、一人暮らしに必要な準備、手続きについて調べておきましょう。

どんなところに気をつけて物件を探せば良いの?

初めて一人暮らしをすることになる学生は未成年が多く、物件の間取り図の見方もよくわからないかもしれません。物件の良し悪しも、どこに気をつけて探すべきかわからないことがほとんどでしょう。以下のポイントを参考にして物件を探していきましょう。

合格発表前に仮予約できる物件もある

合格発表の前に、気に入った物件を「予約期間の賃料無料」で押さえておくことができる物件があります。これをフリーレントと言い、先に契約をすませておくものの、実際に住むことになってから家賃を払うシステムです。特に学生街などでは、学生の都合に合わせて融通を利かせてくれる不動産会社や大家も多くいます。

少しでも条件の良い物件を押さえたければ、このような対応をしてくれる不動産会社や物件を探しましょう。ただし、なかにはフリーレントと謳っておいて、短期解約した際の違約金を高く設けていたり、家賃が相場よりも高かったりする物件もあるので、注意しましょう。

また敷金や礼金がゼロになる物件は、初期費用がかかりませんが、その分鍵交換代やハウスクリーニング代を高めに設定していたり、退去の際にはハウスクリーニング代のほか修繕費がかかったりすることもあります。ハウスクリーニングは、部屋が広いほど高額な料金がかかるので、それも踏まえて選びましょう。

通うことになりそうな大学周辺の相場を見ておく

学生向けの賃貸物件は、親元から離れて初めて一人暮らしをする学生のために、総じて家賃が安いところが多いです。そのため、かなり古い木造など、防犯面で不安な物件もあります。

ただし、選んだ物件がそれぞれの状況に応じて高いか安いかというのは、周辺の相場を知らないことには判断がつかないものです。慌てて決めると、実は周辺よりも条件が悪いのに家賃が高かった、なんてことにもなりかねません。

また、相場よりもかなり家賃が安い場合も、何か問題があるのかワケあり物件なのか、それなりに心配です。周辺の相場を知らないと、そのような物件をつかんでしまう可能性もあります。

地域や沿線の駅で絞り込んだり、地図上で表示された物件情報を見ていったりすると、大体の家賃相場がわかってきます。周辺の相場を把握しておくと、現地の不動産会社を訪れても、おかしな物件を紹介されることなく、値下げ交渉もしやすいでしょう。

複数の大学が集まる学生街は、競争が激しい

何か所かの狭い範囲に大学が点在するような地区は、最寄駅を利用する学生の数も多くなります。その駅付近の学生向けの物件は、条件の良い場所からどんどん埋まっていくと思って間違いないでしょう。

大学進学のために一人暮らしするなら、通学には少しでも経費を抑え、電車を利用せずに徒歩や自転車利用で通えるような物件を探してみましょう。駅から離れるほど、家賃相場が下がります。

事前の情報収集は欠かせない

学生向けの安くておいしい定食屋やスーパー、ドラッグストア、ATMのあるコンビニがあれば、何かと便利です。そのような周辺の状況も、地図を見て頭に入れておきましょう。インターネットで近隣のスーパーが発行するチラシを見れば、その地域の物価も知ることができます。

どの町のどの辺りの物件が空いている、家賃相場はいくら、先輩の話ではどこそこが住みやすいらしい、などの情報を知人から聞いたり、インターネットで集めたりして、大体の当たりをつけておくと良いでしょう。

ギリギリで良い物件が出てきたら、即決がおすすめ

早い時期に合格が決まった人は、余裕を持って物件選びができます。一方でギリギリになると、良い物件はすでに埋まってしまっていることが多いです。タイミングによってはほとんど空きがなく、すぐに入居できるのは条件の悪い物件しか残っていないこともあります。

しかし、卒業した4年生のなかには、更新時期に合わせてギリギリまで引越しをしない人もいます。タイミングが良ければ、そんな空き物件が出てくるのもこの時期です。賃貸情報サイトでも、新着物件に絞って探すと、うまく見つかるかもしれません。

そんな良い物件に巡り会えたら、たくさんの物件を内見するなどして悩まず、すぐに決めてしまいましょう。他の人も狙っているため、あっという間に借り手がついてしまいます。

親と物件を見に行き、一日で決めるつもりで

遠方から交通費をかけて親と一緒に内見に行くなら、「入居中」や「4月中旬空き予定」などではなく「即日入居可」になっている入学式に確実に間に合う物件から選ぶことになるでしょう。

二度手間にならないよう、契約者の所得証明となる源泉徴収票や実印、印鑑登録証明書、住民票などを揃えて持参すると、それだけ入居審査も早く終えられ、余裕を持った引越しができます。

部屋探しを手伝ってもらうこともできる

入学式前に様々なイベントがあることがわかり、なるべく早く物件を決める必要がある場合などは、物件探しにじっくりと時間をかけられません。

先輩たちはどんな部屋を選んでいる?

インターネットだけでなく、実際にその大学に通っている先輩がいたら、ぜひ話を聞いてみましょう。どの街が人気なのか、生活するにはどの辺りが便利なのか、物価の安いお店の情報なども、経験をもとに教えてくれるでしょう。

特に女子学生なら、先輩たちの生の声を先に聞いておくと、危険な場所や治安の悪そうな場所を避けて物件選びをすることができます。

ワンルームや1DKが人気

長期休暇には実家に戻ることも考え、自分の部屋のものすべてを運ばない人が多いでしょう。身の回りのものや最小限の家電、家具で事足りるため、一部屋あれば十分です。ロフト付き物件も候補に入りますが、あまりに広いと年間の光熱費がかかってしまいます。

狭めのワンルームや1DKなら、家賃も安いので人気です。特に東京23区内の主要駅の辺りは、家賃の高い場所が多いため、部屋の広さよりは家賃重視で探す人も多いと言えるでしょう。

大学から電車を使わずに通える範囲

大学生になったら、高校生までのように通学に使う定期乗車券も安いままではありません。そのため、なるべく電車やバスなどの公共交通機関を利用することなく、徒歩で通える範囲にしたいと思う学生が多い傾向にあります。

大学近辺では、最寄駅から遠い方が、総じて家賃は安くなります。遠くてもスーパーやコンビニが近所にあれば、生活に困ることはありません。逆に、駅が近い物件を選ぶと、自宅から通う学生たちのたまり場になってしまうことがあります。最終電車に乗り遅れた人たちの無料宿泊所になるケースも考えられます。

自炊をするかどうかで間取りが変わる

料理が好きな人や、自立を機に自炊を頑張りたいと思う人なら、ワンルームよりもキッチンが別になっている1DKをおすすめします。

狭いワンルームでは、調理中に換気扇を回しても室内にニオイが広がるため、室内干しをしている洗濯物や布団、カーテンにもすぐにニオイがついてしまいます。翌日になっても、しばらく消えないことがあります。

一方、居室とキッチンがドアで閉められる1DKなら、換気扇をつけて調理すれば、居室にまでニオイが充満することはありません。

24時間営業のコンビニの近くが便利?

コンビニかスーパーかを選ぶなら、断然スーパーに近い方がおすすめです。コンビニよりも安いのに加え、生鮮食品や雑貨、日用品の品揃えが良く、弁当や惣菜なども豊富に扱っているからです。

また、コンビニは深夜まで若者がたむろしていることが多いので、近くの物件を借りると、バイクの騒音や話し声がうるさい傾向にあります。

途中でキャンパスが移動になるときは

なかには、進級時にキャンパスが移動になる大学もあります。それぞれのキャンパスが近ければ良いですが、そうでない場合は、その中間地点に部屋を借りるのではなく、通うキャンパスごとに住み替えた方が便利です。

その際には、また引越しが必要になるため、なるべく少量の荷物で身軽に動けるようにしておいた方が良いでしょう。荷物が少なければ、たとえ次の部屋が狭くても不自由はありません。

まとめ

学生用の物件がもともと少ない地域や、大学がいくつも隣接している地域は、物件探しを急ぐべきです。人気のある良い物件から、どんどん決まっていってしまいます。最終的には、空き物件の候補をいくつか比較して決めることもできなくなり、電車を使わずに通える範囲に空き物件が見つかればラッキーとなることも考えられます。

もうそこしか選択肢はなかったし、内見してもしなくても関係なかった、という声もあります。効率よく良い物件を押さえるためには、紹介したような賃貸情報サイトを早めに上手に活用しましょう。

学生用の物件を安く借りたい人は、家賃を交渉する際のコツをまとめた以下の記事をチェックしてみてください。お得に部屋が借りられるかも知れないのでおすすめです。

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